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眼科は視覚情報が重要な診療科であり、特に講演、論文執筆を行う際には、適切な症例画像が必須となります。前眼部を専門分野とする私の場合は、スリットランプで見えているものを、記録する必要があります。専用の撮影用スリットランプを使用する手もありますが、撮影のたびにそこまで患者さんごと移動する必要があります。高価ですし、場所も取ります。専門スタッフが いるなら良いですが、個人クリニックではなかなかそうも行きません。 |
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スリットランプにCマウント付きビームスプリッターを取り付け、Cマウント対応のカメラを使用すれば撮影は可能ですが、Cマウントに対応するのはビデオカメラが主であり、静止画用のカメラは特殊なものになります。そこで、Cマウントに取り付けて、通常の一眼レフボディを使用することができるようなアダプターが販売されています。 |
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スリットランプの上にアダプター、さらにカメラ本体が乗りますから、かなりトップヘビーになります。そこで、なるべく軽量な一眼レフとしてオリンパスのE-410を乗せ、リモコンシャッターを使用して症例写真を撮ってきました。アダプターを接続したままでは接眼部の像とカメラでフォーカスが一致せず、少し工作して距離を調整する必要がありましたが、それさえ済めば問題なし。診察のついでに簡単に症例記録が得られました。しかし、E-410には動画記録機能がないため、動画撮影時には、Cマウントからアダプターや一眼レフを外して、ビデオカメラに付け替える必要があります。 |
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そこに登場したのが、オリンパスのE-P1です。昔のオリンパス・ペンという小型カメラのコンパクトさとイメージを保ち、しかしレンズ交換が可能なカメラに仕上げられています。ファインダーがないので液晶モニターを見ながら撮る必要があり、フォーカスもマニュアルにするとモニターでは合わせにくい。レンズを付けるとあまりコンパクトでもない。小型デジカメとしては嵩張り、一眼レフとしては扱いにくい。カメラとしては半端としかいいようがない、単なる趣味のオモチャです。しかし、小型軽量で動画も撮れる。アダプター一つ付けるだけで、現在のシステムに装着できる、と、私の使用目的には最高です。 |
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早速、マイクロフォーサーズ(E-P1)/フォーサーズ(E-410)用アダプターとともに購入して取り付けましたが、少し心配だったフォーカス合わせの必要もなく、そのまま使用することができました。とても簡単。これまで取り付けていたE-410にはマクロレンズを付けて、広視野の症例撮影に使うことになりました。E-P1にはEye-Fiの動画対応SDメモリーカードを装着したので、撮影する端から、院内の無線LANルータを介して、画像、動画は自動的にパソコンに転送されます。 |
| とても快適に使用できているのですが、問題が一つ。高品質の動画が増えてくると、私の古いノートパソコン(Muramasa MM2-5NE)では再生が追いつかず、PowerPointで動画が表示できないのです。画質を落とせばよいのですが、それも面倒だしもったいない。しかし、今年はSSDの移行期だからノートパソコンを買うには不適当な時期。というわけで、来春までは動画は自粛するか、画質を落として再エンコードするしかないようです。下に現在使用中のシステム、不要になった部分などを示します。 |
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